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2008年03月30日

「積み上げられる経験」

原田です。

今週は下記の書籍を読みました。
「『へんな会社』のつくり方」
著書:株式会社はてな社長 近藤 淳也 氏




自分は本を読む前に、その本にどういったことが書かれているのか、どういったことを学べるのかを、目次や「はじめに」を読んで想定します。「学習範囲を想定する」と表現すべきでしょうか。

そして、その想定した学習範囲の中で、これまで知らなかった「穴」となっている知識の補充を行ったり、知っていても考えられなかった「深彫りした見方」を学んだり、あるいは、自分の想定した学習範囲を超える部分での学びを得ます。※↓イメージ図

これは、本を読んだ数が増えれば増えるほど、その範囲の設定が正確になってきます。また、学習部分(上記の、補充や、深堀の部分)の想定もできるようになってきます。

ちょっと前置きが長くなりましたが、本書に関してはこの「想定した学習範囲」とは全く異なる領域での学びを得ました。つまり、想定した学習範囲、学習部分、共にほとんど違っていたことになります。

これまで読んできたビジネス書とは大きく異なる視点や考え方を学んだように思います。

そしてそういった視点や考え方をもっている著書の近藤氏と自分を比較することで、誰でも分かるような事を自分は明確にわかっていなかったことに気づかされました。いや、もう少し正確に表現すると、見て見ぬふりをしていたことを思い知らされたように思います。


「力が積み上げられる『人と違った経験』と、積み上げられない『人と違った経験』」

自分は、「人と違った経験」をすることが好きです。そして、そういった経験をしたことを自信につなげています。ただ、その経験が自分の「力」として積みあがっているかというと、そうではありません。「力」と呼べるほど確実なものでなく、極端に言うと「話のネタ」くらいにしかならないものが多いです。

では「人と違った経験」も、確実に自分の「力」にしていくにはどうしたらいいのか。それは、明確な「計画」と、計画を最後までやり通す「実行力」です。
これも、図にしたものを見てもらった方がわかりやすいかもしれません。
※↓イメージ図



これは、どんな経験にも言えることだと思います。様々な経験をしても、それが中途半端に終わっているようであれば、積みあがっていかないと思います。

この積みあがっていっていない方が、今までの自分です。
何ができていないか、何ができるようになればいいか。
それがイメージとしてできあがりました。
あとは、やるだけ。   


Posted by KNブログ at 09:00Comments(0)

2008年03月23日

何のために学ぶのか

原田です。

「ビジネスプロフェッショナル」

今週はこの言葉について考えるための1週間だったと思います。

特に意識をしたわけではありませんが、「ビジネスプロフェッショナル」と

□google
http://www.google.co.jp/webhp

で検索すると、1位にヒットする、以下の書籍を読み、
「ビジネス・プロフェッショナル」
著者:大久保 幸夫 氏


そして、3位にヒットする当社のビジネスプロフェッショナルスクール第三回の最終回に参加しました。



スクールでは、読んで字のごとくビジネスのプロフェッショナルに必要な知識と姿勢を学び、書籍からは、プロフェッショナルの意味とプロフェッショナルになるために必要なことを学びました。

この学びの中で、再度その重要性を感じたのは、以下の2点です。

「学び続けること」
「とりあえずでも目標を持つこと」

スクールの講師から、講座の最後にこんな話を聞きました。
※以下はおおよその意味を自分で捉えて言葉にしたものです。

高校で野球をやっていた人は、やっていなかった人に比べその実力があきらかに突出し、中には直接プロの道に進める高校生もいますが、彼らが高校時代にどれくらいの練習をしていると思いますか?
約3000時間です。
では、社会人が一日一時間づつでも学習(練習)を続ければ、退職の60歳までの40年間でどれくらいの学習(練習)ができるか?
約14600時間です。学習し続けた人と、そうでない人では歴然の差が出ます。学習し続けた人は、何か一つの道におけるプロフェッショナルになれるどころか、うまくやれば複数の道においてプロフェッショナルになれます。

業務時間中に仕事をすることは当たり前で、それは誰もがやっていること。ただ、何かの道においてプロフェッショナルと呼ばれるようになるためには、やはり学習(練習)し続けることが重要です。


また、書籍では、プロフェッショナルになるためには、まず、何おいてプロフェッショナルになろうとするか、そこまで確固としたものでなくとも、何において一人前になろうとするかという目標を決めることが重要だと紹介しています。それが、プロフェッショナルへの第一歩だと。
自分が何に向いているのかわからない、何をやりたいのかわからないと言ってフリーターをやっているのでは、その第一歩も踏み出せていない状態であるということです。

自分は何を学び続けるのか、何のために学ぶのか、こういったことを考えることは、生き方そのものを考えることと重なるように思います。


自分にとって、そういったことを改めて考える時期だったんではないかと思います。今この瞬間の学びは、何のためのものなのか。

大切なことを忘れるところでした。  


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2008年03月16日

物事を多面的に見ることの必要性、そして・・・

原田です。

先日、当社のビジネススクールで「財務分析の基礎」を学びました。



企業の状況を財務の視点から分析するために必要な基礎知識をざっと2時間くらいでおさえていったのですが、色々な気づきがありました。

自分は営業ですので、どうしても営業的な視点から見ることになるのですが、

「あー、こういう商材は、企業のこの部分のお金を利用するから比較的購入しやすいんだなー。」

「逆にこういう商材は購入に踏み切るのに時間がかかるんだろうなー。」

etc...

普段とは異なる視点から見ることでたくさんの気づきを得ることができました。
これまで理解できなかったことが、違った面から見ることで解けていくといった感じでしょうか。

これは自分の仕事や生活の中でよくあることですが、何かをやたらと批判している時は、物事の見方が非常に一面的であることが多い。

物事は多面的で、良い面もあれば悪い面もあるということを常に頭に入れていれば、批判してぶつかるのではなく、その批判する部分を違った面からみることで理解していくことができる。だから、物事を多面的に見ることは大切ではないかと思うんです。

そして、自分はそこからさらにもう一つ大切にすべきことがあると思います。

多面性を理解し、批判するような部分が見つかったら、その原因を究明し、解決していく方向に
進むという選択をし、実行することが大切だと思います。

言葉では伝えにくいんですが、例えば政治を例に上げると、政治を右から見て批評したり、左から見て批評するだけなく、政治をするという選択をする。
右か左かという議論をするだけではなく、前に進むこと。
批評、批判したら、次は批評、批判される側にまわること。
物事を見る立場から、見られる立場にまわること。

それをやって始めて、物事の見方が役に立つのではないかと思います。  


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2008年03月16日

事業の可能性と価値は無限

原田です。

今回は以下の書籍を読みました。
「モチベーションエンジニアリング経営」
著者:小笹芳央氏+勝呂 彰氏



本書では、モチベーションという一つの切り口から、組織改善をするアプローチ方法や事例を紹介しています。もちろんその手法も目を引くのですが、本書を読んで自分がもっとも目を引いたのは、その手法を使って目指すゴールの無限の可能性です。

それは序章にその要点が集約されているのですが、これからの時代は、有限である経済的報酬ではなく、無限である非経済的報酬の経済へ転換していくということ。そしてこの転換ができたところが、経済で勝ち残っていくということです。

お金や地位などは有限であるから、分け合うことしかできません。しかし、自己の成長や社会貢献よる精神的な充足は無限であることから、相互に構築すればどこまでも広がっていきます。ゼロサムゲームではなく、非ゼロサムゲームのようなもの。

そんな中で当社は、人や組織の成長をサポートすることを事業としています。
ということは、事業の可能性と価値は無限です。

ただし、無限に広がり続ける条件は、「成長をし続ける」ということ。
何か、生きることそのもののような事業です。

あらためて、自社の事業を誇りに思える機会になりました。  


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2008年03月08日

使う力

原田です。

今回は以下の書籍を読みました。
「使う力 知識とスキルを結果につなげる」
著者:御立 尚資 氏


「その勉強は何のためにしているのか?」ということが明確になっているか?

至極当たり前のことでありながら、自分もこれが不明確になっていることがよくあります。これはよくない。今年のはじめに投稿した記事に、

「食べ物も食べた分だけ体を動かさないと、本当の身になるのでなく、余分な脂肪になります。知識も一緒で、得た知識分だけ経験をして、それを消化していかないと、本当の身にならないと思います。」

と書きました。まさにこの事に対する問題提起が本書ではないかと思います。

自分は既に上記のような、目的を明確にしない勉強の仕方を行って失敗をしています。10年間も勉強して、実際には使えない英語。

何のためにたくさんの時間を割いてきたのかわかりません。

社会人になると、学生に比べ学ぶ時間は極端に減少します。何しろもう「学生」ではないですからね。

それを考えると上記に出した英語の例のような勉強はもうできません。正確に言うとできないわけではないですが、結果を出さない勉強を続けることはただの趣味にしかなりません。社会人として必要な勉強ではありません。

そうならないために磨くもの。それが本書の言う「使う力」です。

もっと早く知っておけば、無駄にならずにすんだ勉強もたくさんあったはずなのにと思う反面、今知ったことで、これからの勉強を無駄にしないようにできるようになると考えると、大変価値のある一冊です。  


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2008年03月08日

数字の力 

原田です。

例えば、「現代の社会問題を考える」ことになった場合、


①最近の年齢別の人口数を知っている人
②最近の所得調査の結果を知っている人
③特に何のデータも持たない人


の3人がいたとすると、それぞれから出てくる「社会問題」は全く異なったものになるのが予想されます。


①の人⇒少子化や高齢化
②の人⇒所得格差
③の人⇒身の周りでおこっていることから何か推測できること


ここで言いたいのは、データを持たない人がいけないということではなく、人は少なからずデータをもとに判断を下していることがあるということ。

例えば、レンタルビデオを借りに行った場合、「『A』という映画が見たい」といった希望がない場合、「人気ランキング」に並んでいる映画を選ぶことがあるはず。

どういった基準で人気なのかは、色々とあるだろうけれど、誰かが何かしらのデータから「人気ランキング」を作り、何千本とある映画作品の中から10本を選んでランキングしたもの。その中から自分の見たい映画を選ぶ。

判断をするためのサポートをしてくれているとも考えられるけれど、判断を操作されているとも考えられる。

「人気ランキング」にランクインされなかったからといって、他のものは全て面白くないわけではないし、ランクインしたからといって全て面白いわけでもないのに。

そう考えると、自分達の周りには様々ななデータが溢れています。そして、そのデータをもとにして判断を下していることが多々あります。

良く言えば、人の判断をサポートする、悪く言えば、操作するデータを作りだすこと。これが統計学であり、その力こそが数字の力なのではないかということを感じました。

第六回のBPS「統計学」は非常に気づきの多い講座でした。  


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