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2009年10月01日

打てる球を打つ

昨日も、ある社内研修の運営を行っていたのですが、研修内で講師がマーケティングの話をしている際にこんなことを受講者の皆さんに伝えていました。


“イチローは打てる球を打つから打てる”


と。

これは、マーケティングの話の中で“ターゲット”を決めることの重要性を例えた話です。
ビジネスで言えば、“買ってもらえる人に売れば売れる”ということになります。

非常に当たり前のような事を書いていますが、その通り、当たり前です。しかしながら、この“買ってもらえる人”を見つけるのが難しい。だから、マーケティングが必要。

そしてこれは、採用活動においても同様の事が言えます。

あまりうまい言葉ではありませんが、採用でいけば“自社に就職したいと思える人に採用活動をかける”ということになるでしょうか。

ただ難しいのは、製品のマーケティングであれば、例えば、“どこでも音楽を聴きたい人にウォークマンを売る”というように、比較的明確に文章化できるのですが、採用活動ではこうはいきません。

採用活動で何を買ってもらうかというと、“会社”という複合的な要素を持ったもので、対象となる就職希望者も複合的な価値基準の上で就職先を決めるからです。

だからこそより、戦略的な活動広報計画(マーケティング計画)を練る必要があるのではないかと思います。  
タグ :新卒採用


Posted by KNブログ at 07:00Comments(0)新卒採用

2009年08月12日

企業の採用活動④ ~永続性への成長~

これまで、

新卒人材を定着させることのできる採用活動とは?

という問いかけから始めて、

その問題は、“景気に左右される採用活動”を行っているという点に潜んでいるという問題提起をし、そして、前々回の記事では、弊社の主用事業である研修・教育事業を例にとり、景気に左右されない研修・教育をやっている企業の考え方と強さをお話しました。

そして、今回は採用ですが、これをお伝えするにあたっては、ゴールからお話した方がわかりやすいかもしれません。

景気に左右されない採用活動ができる企業とは、景気に左右されない安定した経営をしている企業です。
もっというなら、“拡大”ではなく、“永続性”を高めることを自社の成長と考えている企業です。

例えば、職務経験の無い新卒者から、自社の業態や戦略等々にあった人材を見極め、採用することができる。
そして、職務経験の無い、つまり、職務能力がゼロの状態の人材を最終階層(経営層)まで育て上げることができる。

上記の2つの力、新卒者の採用力と育成力が備わっている企業ならば、その企業には永続性があるということが言えます。

もちろん、採用力も育成力も不変的で完璧なものなどなく、どんな企業であっても、仮説検証を繰り返していかなければならないので、“永続性がある”と言い切ることはできませんが、少なくとも、“拡大”ではなく、“永続性”を高めることで成長し続けている企業と言う事ができます。

そして、こういった観点で新卒採用を継続している企業は、新卒の採用活動において、自社の現状と次に上るべきステップを明確に定義できているので、極端に採用人数を増減したり、自社に見合わない人材を採用したりすることはありません。

例えば、極端に新卒採用の人数を増減する企業は、新卒者を採用する意味を、中途や派遣、あるいはパートやアルバイトなどと明確に切り分けられていないケースが多いです。新卒者のほうが“採用しやすい”“いい人材を採用できる確立が高い”というのは、新卒者を採用する意味ではありますが、Why?ではなくHow?の答えでしかありません。

また、自社に見合わない人材を採用する企業も同様で、今の自社の現状からすると、採用する新卒者はどういった人材であるべきかを明確に持てていないことから、自社に見合わない人材を採用してしまいます。とにかく学歴が高い、立派な経歴を持っているということで、自社の現状からすると優秀すぎる人材に内定を出してしまうのは、それが明確になっていない典型的な例です。

このように、採用の中でも長期投資にあたる新卒採用に対して明確な考え方と、ステップアップの計画を持っている企業は、短期的な投資や人材の保管をする施策である中途や派遣、契約といった採用形態と明確な切り分けができており、こと新卒採用に関しては、定着率の高い採用を実現しています。  


Posted by KNブログ at 23:55Comments(0)新卒採用

2009年08月11日

企業の採用活動③ ~お客様の声~

ちなみに、新卒採用で、その効果を実感しているお客様は、会社が成長していく、変わっていくことを実感しています。


先日お話をしたある会社の経営者様からは、


「数年前から新卒採用をはじめたが、新卒が入るようになって、会社が活気づいた」
「新卒社員が一生懸命仕事を覚えようとしている姿を見て、他の社員が仕事への向き合い方を見直し始めた」
「売上に貢献していることはもちろん、新規事業の立ち上げをしてくれた」


といったお話を聞かせていただきました。

新卒社員を入れ始めて3,4年目の会社ですが、時間の経過と共に、日々会社が生まれ変わっているのを実感されています。
「採用は新卒以外は考えられない」ともおっしゃっていました。

新卒者には、最初から職務能力が備わっているわけではありません。
しかしながら、“日々成長できる”という特有の能力があります。
“成長”とは、言い換えれば“変化”することです。

この“変化”する力を得る事ができるのが、新卒採用の最大のメリットだと考えます。  


Posted by KNブログ at 19:18Comments(0)新卒採用

2009年08月09日

雇用を創る

今日は、昨年起業した先輩と久しぶりに会いました。

昨年は一人で、今年は二人で会社を運営しているそうです。


話を聞いて、強く感じたこと。


新しく、一緒に働く仲間ができるって尊い


雇用を創るって尊い


生活を託してくる人を受け入れるということだから、サークルで仲間を増やすのとはわけが違う。

そう考えると、新たな雇用を創っている、経営者ってすごい。

その雇用創出の手伝いをする、採用支援って、尊い。

有難い仕事をさせてもらっているなと、再認識した1日でした。  


Posted by KNブログ at 23:41Comments(0)新卒採用

2009年08月07日

企業の採用活動

前回の記事からの続きですが、企業の採用活動について考えていく前に、ちょっと皆さんに見てほしいデータがあります。
下記は、弊社が支援している九州学生ネットワークWANが今年4月から5月にかけてとった、福岡の地場企業の新卒採用についてのアンケート結果です。












このグラフ、昨年と比較すると、“増加する見込み”と“減少する見込み”の数字が逆転しています。
これはいうまでもなく、景気の影響を受けた結果です。

さらには、“維持する見込み”と答えた企業も、実は見通しがたっておらず、“維持する予定”ということで回答いただいた企業さんも少なくありません。

何が言いたいかというと、採用市場は景気に左右されているということです。

この、

「景気の状況によって方針を左右している企業の採用活動への考え方」

ここに、大きな問題が潜んでいるのではないか。

次回は、これを前提として企業の採用活動について考えていきたいと思います。  


Posted by KNブログ at 21:27Comments(0)新卒採用