2007年11月29日

成功のコンセプト

原田です。

本日は以下の書評を書きたいと思います。
「成功のコンセプト」
著書:三木谷 浩史 氏


この本を読む目的は、急成長を実現している企業が大切にしていることを学び、今の自分と照らし合わせてみて、自身の改めるべき部分を探し、自分のできることから行動するきっかけを作ることです。


本書で学んだ、また、確認できた、最も大切なこと。


「成功している時こそ、自分を否定する勇気を持つ」


これは、それこそ自分が今行っている、この書評の投稿がその内の一つです。今の自分の考え方ややり方を否定する「勇気」を持つこと。

自身を否定するということは、現在の自分の弱い部分、悪い部分を認めるということ、これには大変な「勇気」が必要です。自分が社会人になってもっとも難しさを感じているのが、この部分です。

一方で、最もその効果を実感しているのも、この部分です。まずは、今の自分の現状を否定することから始め、そこから、どう現状を変えるかという視点で新たな取り組みを行うことで、成長の速度は著しく上がります。

何か新たなことに取り組むだけで、自分の現状に目を伏せていても、そこには本当の成長がないように感じます。むしろ、悪い方向にさえ進んでしまう場合があると思います。

どういうことかというと、自分の現状に目を伏せて、取り組み方だけを変えるということは、「現在の自分ができない理由」をやり方の悪さのせいだと責任転嫁する可能性があるからです。そして、この責任転換をし始めると、それはとめどなく続きます。やり方をどんなに変えたって、自分の在り方に目を向けないかぎりは、根本的な解決にならないからです。

ただ、逆に考えると、やり方を変える際には必ず、その変える前のやり方、つまり、現状の自分の在り方のどこに原因があったかということと向き合うようにすれば、それは大きな成長機会になります。



自身の否定は、「自分を良い方向に変えていきたい!」「成長したい!」という前向きな姿勢で行うことで、ポジティブな行動に変わります。


これを愚直に続けてきたことが、楽天の急成長の秘訣だと、本書では紹介されています。

前向きに自身を否定すること、自身の在り方を変えることは、何かを大きく変える一歩だと思います。


ニューヨークヤンキースの松井選手が好きなこの言葉も、その第一歩が、自身のあり方を変えることだと伝えている言葉ではないかとも思います。



心が変われば、行動が変わる
行動が変われば、習慣も変わる
習慣が変われば、人格も変わる
人格も変われば、運命も変わる



Posted by KNブログ at 09:00│Comments(0)
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