2009年09月18日
“高いレベルでのマッチングを目指す”
今回は、選考の前半フェーズの最後で、“志望度を上げる”という目的について考えていきたいと思います。
まず、“志望度を上げる”ということを目的として据えるなら、そのために何をするかと言えば、“自社への理解を深めてもらうこと”だと考えます。これは、受ける側の学生にとっては、あるいは志望度を下げることになることもあるかもしれません。ただ、価値観のマッチングという意味で、学生が自分の希望するものとは違うという選択ができるなら、それはそれでいいと思います。
ではなぜ、こういった目的を選考の要素に入れる必要があるかというと、
一つはもちろん、選考の後半に残る学生で、志望度の低い学生を残さないためのリスク回避ということがいえます。
ただ、これよりも重要なのが、“後半の選考の密度を上げるため”だと考えます。
最終目標を“内定を出す”というよりも、“高いレベルでのマッチングを目指す”ことに据えるならば、人数を絞った後半の選考過程の密度をいかに上げるかが重要です。ただ、それには企業側の努力だけでなく、学生側にも熱意を持って望んでもらう必要があります。“マッチング”の密度を上げるには、企業、学生の両者が高いレベルで選考に望む必要があるからです。
だからこそ、選考の前半では、学生に自社への理解を深めてもらい、熱意を持って後半に望んでもらうためのしかけが必要になります。もちろん、“選考通過”のお知らせだけでも熱意を高めることはできますが、やはり、“入りたい会社から”という条件がついた方が、より効果は高くなります。
まず、“志望度を上げる”ということを目的として据えるなら、そのために何をするかと言えば、“自社への理解を深めてもらうこと”だと考えます。これは、受ける側の学生にとっては、あるいは志望度を下げることになることもあるかもしれません。ただ、価値観のマッチングという意味で、学生が自分の希望するものとは違うという選択ができるなら、それはそれでいいと思います。
ではなぜ、こういった目的を選考の要素に入れる必要があるかというと、
一つはもちろん、選考の後半に残る学生で、志望度の低い学生を残さないためのリスク回避ということがいえます。
ただ、これよりも重要なのが、“後半の選考の密度を上げるため”だと考えます。
最終目標を“内定を出す”というよりも、“高いレベルでのマッチングを目指す”ことに据えるならば、人数を絞った後半の選考過程の密度をいかに上げるかが重要です。ただ、それには企業側の努力だけでなく、学生側にも熱意を持って望んでもらう必要があります。“マッチング”の密度を上げるには、企業、学生の両者が高いレベルで選考に望む必要があるからです。
だからこそ、選考の前半では、学生に自社への理解を深めてもらい、熱意を持って後半に望んでもらうためのしかけが必要になります。もちろん、“選考通過”のお知らせだけでも熱意を高めることはできますが、やはり、“入りたい会社から”という条件がついた方が、より効果は高くなります。