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広がる"育成採用"|ナレッジネットワークの新卒採用に関するブログ
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Tue, 09 Feb 2010 22:18:53 +0900
Fri, 26 Feb 2010 19:17:59 +0900
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どこに目標を置くか
さて、前回の記事では“いい就職活動ができた”ってどういうことだろうかという話をしましたが、これにはもっと先を見据えた上での背景があります。
近い将来、おそらく日本でも、もっとたくさんの海外の方と仕事を一緒にする時期がくると思います。
皆さんが身近に感じているところで言えば、コンビニエンスストアで留学生がアルバイトをしてるなんてことは、もうよく見る光景になってきているんじゃないかと思います。もちろんこの延長線上には、日本の企業で正社員として海外の方が働いているという姿も、不思議じゃない時代になってくることが考えられます。早い企業では、規模の大小に関わらず、既にそうなっています。
昨今では企業側も、国内の需要がなかなか回復しないので、海外に向けて事業を展開していくことが増えてきましたから。
こういった背景を考えると、みなさん就職活動生のライバルは、国内の学生さんだけではなくなってきたと言えるのではないでしょうか。実際に就職活動でも、留学生と一緒に面接を受けたりする機会は増えてきているんではないでしょうか?
海外の大学生は、日本語の語学力に課題はあるにしても、企業に入って活躍するための要素といった点では、おそらくほとんどの日本の大学生よりも高いスキルを持っています。
自分が5年前にシンガポールに行った時は、そこで会った50人くらいの大学生の9割は、最低でも3ヶ国語を
しゃべれるという状態でした。すごい学生になると5ヶ国語です。休学して、アメリカでMBAをとってから
シンガポールの大学に戻ってきた女子学生にも会いました。自分もその時は大学生でしたが、現時点では全く彼らには敵わないと心底思ったのを覚えています。
そういった人達と今後は闘っていかなくてはならないと思うと、“内定をもらう”といった目標を立てて、それに1年間もの時間をかけている暇はないように思います。
“自分を価値のある人材にする”といったもっと先の目標を立て、それに対して時間を使っていくことが大切ではないかと。そう考えると、自分の今取り組んでいる、大学の専門的な研究やゼミでの活動に力を入れることの方が、遠回りのようで実は近道なのかもしれません。
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就職活動
Tue, 09 Feb 2010 22:18:53 +0900
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じっくりと時間をかけて活動してほしい
今日、あるお客様先から、先月このブログでも紹介した当社のイベントに参加して、そこで出会った学生が説明会+適性検査を受けて“成績トップで通過した”とのお話をお聞きしました。
もちろんイベント自体には課題もたくさんありますが、こういった結果が出たことをご報告いただけるのは非常に有難いです。
ただ、本番はこれからで、そういった候補者が無事内定をもらって入社し、社内で活躍するまで育ってくれて初めて“いい採用”をしたという結果が得られると思います。
もちろんこれは、就職活動をしている学生の皆さんも同じで、内定をもらって入社して、そこで活躍できる人材になって初めて“いい就職活動ができた”とわかります。
1時間もせずに終わる適性検査や面接がうまくいったからといって“いい就職活動ができた”とは言い切れない。逆に、適性検査や面接がうまくいかずに落とされたとしても、“就職活動がうまくいかなかった”ということにもなりません。
“早く内定がほしい!”という気持ちもわかりますが、ぜひ、自分をごまかすことなく、誠実に選考に臨んでほしいと思います。その分時間がかかったとしても、結果としてはいい就職ができると思います。
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就職活動
Fri, 05 Feb 2010 21:54:23 +0900
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就職活動のあり方
前回に引き続き、“新卒人材の定着”というテーマを考えてみたいと思います。
このテーマを考えるにあたっては大きく下記の4つに要素を分けて考える必要があります。
①学生の就職活動
②企業の採用活動
③新入社員としての働き方
④企業の受け入れ体制
上から順番に、まず今日は①について。
これまで5年近く学生の就職支援をしてきて感じている最も重要なこと。
それは、“就職活動をどういった機会と捉えているか”ということです。
先日の記事にも投稿しましたが、内定がゴールと捉えているケースでは、エントリーシートの書き方、履歴書の書き方、面接の受け方といったノウハウだけを学んでしまいます。
こういった対策が良くないという分けではないですが、根本的な解決にならない場合がほとんどです。
例えば、採用活動段階では非常にいい人材だと企業側が思って採用した子が、入社した後の新入社員教育で基本的な職務能力がなく、教育担当者が頭を抱えてしまう。もちろん、そういった新入社員はそのまま現場に配属されても、仕事ができずに現場の教育担当者から“面倒を見切れない”と見限られる。そして早期に離職・・・
基本職務能力がないのに、採用段階では“いい人材”だと思われていた。
本人はかなり頑張って就職活動の対策をしたんでしょうが、上記のような結果に終わってしまっては本末転倒です。
つまり、内定をゴールとしてしまった就職活動は、“部分最適”にしかなりません。
※ちなみに、部分最適については、以前投稿したブログの「溺れる赤ん坊のメタファー」の記事をご参照ください。
では、そうならないためには?
皆さんの入社後までのお手伝いをしている弊社としては、就職活動の一つ一つのプロセスを“仕事を始めるための準備”と捉えて行っていく必要があるのではないかと考えます。
例えば、
自己分析は、自分の基本能力の長短を知るため。
業界研究は、各業界の仕事と、そこで必要な基本能力を知るため。
・・・
説明会に予約して、間違いなく参加することは、約束を守る習慣をつけること。
説明会の開催時間までに会場に行くのは、時間を守る習慣をつけること。
説明会に参加し、話を聞いてその会社を理解することは、相手の話を聞く習慣をつけること。
・・・
というように。
おそらく、こういった回りくどいやり方をしていると、一時期は周りの友達ばかりが早くに内定をもらって、自分だけがまだもらえていないという状況になるかもしれません。しかし、ゴールは“内定”ではないですから。
自分の力で働いて食べていけるようになる。
自分の力で世の中に貢献できるようになる。
つまり、“社会人”になることです。
こういうことを考えると、就職活動を始めるキッカケはいわゆる一般的な就職活動のナビへの登録からではないような気がします。
キッカケにするなら、昨日の記事にコメントをくれた、学生団体エソラさんのやっているようなサイトへの登録からではないかと思います。
昨年から就職活動を続けている4年生、これから始める3年生。今一度、就職活動への自身の取り組み方を考え直してはいかがでしょうか。遅すぎることも、早すぎることもないと思います。
https://knblogharada.yoka-yoka.jp/e284313.html
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就職活動
Thu, 06 Aug 2009 23:21:22 +0900