2009年10月16日

何のために“学ぶ”のか


“自分の内側ではなく、外側にベクトルが向いてないと『思い』は生まれない”


これは、今日お会いしたお客様との会話の中で、出てきた言葉です。


社内で研修・教育の企画が充実してくると、自身を成長させるために“スキルを身につける”“スキルを磨く”という内側にだけベクトルが向くようになってしまいます。

しかし、そうなってはダメで、“お客様に貢献したい”とか、“自社の事業を通して世の中を良くしたい”とか、外側にベクトルを向け、“それに対して自分は何ができるか”と考え、そこから出てくる『思い』を持ち、その『思い』を実現させるためのツールの一つとして、社内教育を活用していくというスタンスが重要だという会話をしました。


これも、教育を考えていく上で非常に重要な要素です。“学ぶ”という行為は、“学ぶ”ことが目的になってはダメで、何かの目標を達成するためにあるべきものだということです。



同じカテゴリー(教育)の記事
 日々の機会をどれくらい活かせているか (2009-12-02 22:30)
 学びの共同体 (2009-11-20 22:54)
 “見習う”とはよく言ったもの (2009-11-19 22:51)
 次の成長領域を知る (2009-11-18 19:31)
 職場の学習環境レベル (2009-11-17 23:04)
 手探りで見つける“強み”と“弱み” (2009-11-13 21:16)

Posted by KNブログ at 23:00│Comments(0)教育
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。