2009年08月17日

マッチング機会としての採用活動

これからは少し、採用活動という部分に特化して話を進めていこうと思います。

私が考える中で、採用のミスマッチが起こる原因の最も大きな理由として、現在の企業側の新卒採用への考え方を指摘しましたが、もう一つ重要な原因があると考えています。

それは、日本の大学までの教育にはキャリア教育の要素が非常に薄いこと。

極論、日本の教育に十分なキャリア教育が盛り込まれていれば、“就職活動”という特別な期間をわざわざ取り上げて活動する必要がないと思っています。

どういうことかというと、

例えば、お客様先の社員さんにインタビューをしていると、5人に1人くらいの割合で、いわゆる世間一般で言われる“就職活動”の開始前に、既に自分の行きたい方向、就きたい職業を決めていた、という人がいます。

こういった方は、普段の生活や大学で勉強していることに、しっかりと自分の将来を結びつけて考える習慣ができていた人が多いように思います。

自然とこういった考え方ができる人はいいのですが、やはり定期的に自身のキャリアを考える機会を義務教育の段階から盛り込んでいき、多くの人が自然とこういった考え方ができるようになるべきだと考えます。

この教育が手薄だから、大学3年生や院1年生のある時期にいっせいにスタートして、“将来を考えよう”といきなり周りから言われ始めるのだと思います。

こういった活動の傾向が、就職活動を受験のような活動と混同してしまう結果を生み出しているようにも思います。

しかし、見方を変えれば、その1年やそこらの期間に、凝縮されたキャリア教育の機会があることも事実です。

であれば、その1年に凝縮されたキャリア教育の機会を、長い期間に散りばめていくことが、これから、企業と学生の両者が進むべき方向ではないかと思います。

ただ、期間が長くなると問題になるのが、企業側の採用予算の考え方。どこまでが採用活動として認められるのか?という問題が上がってきます。

そのソリューションの一方法として、当社の考える“育成採用”があります。



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