2009年08月13日

新入社員としての働き方

“働き方”というと、テーマが幅広くなってしまいますので、ここでは、新入社員の皆さんが働く上で、ぜひ一つ、意識してやってみてほしいことに絞って話をしたいと思います。

意識してやってみてほしい事、それは、

「社内でも社外でも、できるだけたくさんの人と、できるだけ世代の違う人とコミュニケーションをとる」

ということです。

目的は、「自分と相手との言葉の認識の違い、考え方の違いを理解する」ということ。



少し話は飛びます。

これは、言葉とは何かについて話すときによく話題にするものです。


皆さん、下記の絵↓はなんだと思いますか?












おそらく、ほとんどの人が“りんご”と答えてくれるのではないかと。(すいません、絵が下手で)

では、次に下記の絵↓、何に見えますか?
















これもおそらく、ほとんどの人が“りんご”と答えてくれるはず。


これが言葉の性質です。
つまり、言葉というのは、類似するものを総称して言い表したものです。

最初のりんごと、次のりんご、厳密には形も大きさも違います。
しかし人は、“芯が上部の窪みに立っていて、丸い実である”という大枠の類似点を見て、“りんご”という判断をします。
もちろん本物の“りんご”も同じです。厳密には、形も、大きさも、味も、構成している成分の比率も、どれも全て同じなんてものは存在しません。(※クローンなら話は別ですが)

それでも、“りんご”は“りんご”です。

言葉は、言葉になっている時点でたくさんの曖昧な部分を持っています。

だから、人によって認識の違いが生まれてしまいます。

“りんご”という言葉をとっても、赤いりんごをイメージする人もいれば、青いりんごをイメージする人もいます。美味しいものだと認識している人もいれば、美味しくないものと認識している人もいます。りんご農園で育った人なら、りんごと言われると、木にぶら下がっている状態のものをイメージするかもしれません。しかし、スーパーで売られているものしか見たことのない人は、木になっているものという知識はあっても、どういう状態なのかをイメージすることはできません。


こんな簡単な言葉でも、これだけ認識の違いや、そのモノへの印象の違いが生まれます。

では、より正確にそのものを理解するにはどうしたらいいのか。それは、例えば“りんご”でいけば、たくさんのりんごを育てて、見て、触って、食べて、食べた人の感想を聞いてみて、どんな加工をすると美味しいかを研究してみて。。。
と様々な経験を通して理解していく必要があります。


そしてこれは、仕事の上でも同様です。

なぜあえてコミュニケーションをとることをお勧めするか。

それは、早期離職者のほとんどが、その違いを理解できずに、自身の一方的な思い込みだけで様々な物事を判断してしまった結果だからです。会社が自分に合うか合わないか、それを本当に理解するには、3年では時間が足りません。

この事に気づけば、早期離職をして、その後悪循環で転職を繰り返すような事にはなりません。

むしろ、仕事で結果が出せるようになります。
この結果が出せる理由ついては、また別の機会にお話します。



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