2009年08月10日

企業の採用活動②

今回は、“景気に左右されない”採用活動についてお伝えしていきます。
誤解のないように、ここでいう“採用”とは新卒採用をさしています。


例えば、弊社の主用事業である研修・教育事業。

ざっくりとしたわけ方でいくと、会社の社風やスキルのベースを定期的に創っていく長期的な投資のための研修と、短期的な問題解決のための研修があります。

長期的な投資の研修に関しては、しっかりした企業では、入社から退職までの約40年に渡って、どんなタイミングでどういった内容の研修を受けていくかが組まれています。もちろん毎年見直しをしていきますが、いきなり実施をしない年があったり、大幅に実施項目を増やす年があったりする事はありません。もちろん予算も、やたらと伸縮することはありません。

こうやって会社の社風、強み、スキルベースを創り続ける企業は、規模の大小に関わらず、安定した基盤を維持しています。

それに対して、短期的な問題解決を主とした研修は、上記の長期投資型とバランスをとって、適度に取り入れていく必要がありますが、これはあくまで短期的な効果を主としていますので、企業の血肉にはなりにくいという欠点があります。

弊社が支援する先には、やはり前者の長期投資に重きをおいた教育体制から整えていくことをお勧めしています。
なぜなら、経済環境、社会環境は変化し続けるから。その変化に対応できる基礎力を普段から身につけておけば、何かが起こっても、その都度あわてて対応する必要がありません。

一方、短期的な教育ばかりをやっていると、どうしても場当たり的な対応に慣れてしまって、事が起こってからしか動き出せなくなります。

自身、自社の成長は短期間では手に入れにくいものなので、どうしても、その都度、“答えを教えてくれ”“やり方を教えてくれ”といった視点でしか、教育を受ける事ができなくなってしまいます。


そして、この考え方を採用に応用したのが、弊社の考える新卒採用のあり方です。

上記の研修・教育事業と比較するならば、長期投資にあたるのが新卒採用。短期的な問題解決にあたるのが、派遣や契約、中途といった採用形態になります。


よって、長期的な戦略を立てられないと、本当の意味での新卒採用の効果を実感することはできないと考えています。


次回は、この考え方について、詳しく書いていきたいと思います。



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