2009年11月12日
ルールや環境が及ぼす影響
前回の『ルール』の記事の続きとなりますが、実は私がお客様に研修教育のご提案をする際に、必ず確認させていただくのが、社内のルールです。
前回の記事に投稿したように、『ルール』というのは“多くの人の行動”をコントロールする力があります。
だからこそそれが、組織を前進させる力になることもあれば、組織を停滞させる大きな壁になることもあります。
私が研修教育のご提案の際に社内のルールについて聞かせていただくのは、研修を実施するに至った問題の原因が、社員のスキル不足ではなく、そのスキルを発揮できる環境がない場合があるからです。
この環境が整っていない状況で研修をしても、スキルは身についたがそれを発揮することができないという結果に終わることがあります。これでは研修を実施する意味がありません。
だから、受講者を取り巻くルールや環境から聞き取りをさせてもらいます。
そして、このルールや環境で非常にやっかいなのが、社内で文章化されているものだけがそれにあたるわけではないということです。いわゆる、“暗黙のルール”というものも、ここで言う聞き出しておくべき『ルール』にあたるということです。
次回は、この“暗黙のルール”について少し深堀していきたいと思います。
前回の記事に投稿したように、『ルール』というのは“多くの人の行動”をコントロールする力があります。
だからこそそれが、組織を前進させる力になることもあれば、組織を停滞させる大きな壁になることもあります。
私が研修教育のご提案の際に社内のルールについて聞かせていただくのは、研修を実施するに至った問題の原因が、社員のスキル不足ではなく、そのスキルを発揮できる環境がない場合があるからです。
この環境が整っていない状況で研修をしても、スキルは身についたがそれを発揮することができないという結果に終わることがあります。これでは研修を実施する意味がありません。
だから、受講者を取り巻くルールや環境から聞き取りをさせてもらいます。
そして、このルールや環境で非常にやっかいなのが、社内で文章化されているものだけがそれにあたるわけではないということです。いわゆる、“暗黙のルール”というものも、ここで言う聞き出しておくべき『ルール』にあたるということです。
次回は、この“暗黙のルール”について少し深堀していきたいと思います。
タグ :教育
2009年11月12日
“歩道を安全に歩ける”
自分は、“歩道を安全に歩けるってのはすごいことだな”と思うことがよくあります。
世の中には車が走っている横で人が歩いている場所なんてたくさんあり、運転手のハンドル操作一つで車が歩道に乗り上げたり、歩道を走ったりすることはいくらでもできるわけです。
しかしながら、“車道は車が走る、歩道は歩行者が歩く”という『ルール』と、歩道を車が走った際に人をひいてしまう可能性があることから連想される人としての『モラル』という2つの縛りで、“歩道を安全に歩ける”という常識が出来上がっています。
『ルール』と『モラル』という2つの目に見えない概念で何千、何億という人が動く。
この2つの目に見えない、しかしながら大きな力を持つ概念が最近の自分の関心ごとです。
世の中には車が走っている横で人が歩いている場所なんてたくさんあり、運転手のハンドル操作一つで車が歩道に乗り上げたり、歩道を走ったりすることはいくらでもできるわけです。
しかしながら、“車道は車が走る、歩道は歩行者が歩く”という『ルール』と、歩道を車が走った際に人をひいてしまう可能性があることから連想される人としての『モラル』という2つの縛りで、“歩道を安全に歩ける”という常識が出来上がっています。
『ルール』と『モラル』という2つの目に見えない概念で何千、何億という人が動く。
この2つの目に見えない、しかしながら大きな力を持つ概念が最近の自分の関心ごとです。
Posted by KNブログ at
00:28
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