2009年10月16日
何のために“学ぶ”のか
“自分の内側ではなく、外側にベクトルが向いてないと『思い』は生まれない”
これは、今日お会いしたお客様との会話の中で、出てきた言葉です。
社内で研修・教育の企画が充実してくると、自身を成長させるために“スキルを身につける”“スキルを磨く”という内側にだけベクトルが向くようになってしまいます。
しかし、そうなってはダメで、“お客様に貢献したい”とか、“自社の事業を通して世の中を良くしたい”とか、外側にベクトルを向け、“それに対して自分は何ができるか”と考え、そこから出てくる『思い』を持ち、その『思い』を実現させるためのツールの一つとして、社内教育を活用していくというスタンスが重要だという会話をしました。
これも、教育を考えていく上で非常に重要な要素です。“学ぶ”という行為は、“学ぶ”ことが目的になってはダメで、何かの目標を達成するためにあるべきものだということです。