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2009年09月06日

批判するのではなく、批判される人になる

今週、ある公的機関さんからこんな相談をもらいました。


もっと福岡に学生を呼び込みたい!


と。

福岡は数年前まで、人口比率の中での学生の人口比率が京都に次いで全国2番目に多い県でした。
ところが、ここ数年で東京23区の次になり、全国3位になってしまっています。
全国の学生の人数は微増であるのに対して、数百人ずつ減っているという状況です。

もちろん理由は一つではなく、様々なものがあると思います。
犯罪率が高かったり、交通マナーが悪かったりという社会環境の悪さもあれば、大学に魅力が足りないといったことも上げられるかもしれません。

ではどうすべきか?

ここからは、あくまで私的な見解ですが、ざっくり言うと、“大学生の社会参加の場を創っていくこと”だと思っています。

モデルとしては、京都の「大学コンソーシアム京都」が最もわかりやすく、先進的な例になるでしょうか。

大学生というのは、世の中の仕組みが少ずつ見え始め、社会の制度や機能にたくさんの疑問や矛盾を感じ始める時期です。それでいながら、社会人のようにその仕組みの中に入ってしまったわけでもないので、変なしがらみが無い状態。つまり、世の中に対して非常に平面的な見解を持ちつつ、それを行動に移す事もできる貴重な時期です。

それを後押ししてあげる環境を作ること。これが一番ではないかと思います。

ただ、彼らを主役にすると、社会に出た人から見ると非常に甘いことを言っていることも、また、間違ったことをやっているように見えることもたくさんあると思います。

ただ、この時期に重要なのは、言動の正誤よりも、自分たちの言動が社会を創っていくということの社会参加の意識を醸成することだと思います。何が起こっても、30年後の社会を担っているのは、今の大学生の世代です。その時に、政治や経済といった環境に対して批判を述べるだけの大人ではなく、批判をされながらも、政治家や経済人として活動している人になれるかどうかだと思います。  


Posted by KNブログ at 15:17Comments(0)