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2009年05月23日

何を目的としているか

原田です。

目的をどこに置くかということは非常に大切です。

往々にして、手段を目的としてしまうと、目的を達成した瞬間は非常に良い結果を出せたと思っても、
少し時間が経つと身になってないことが多いです。

例えば、学校のテストの受け方。一夜漬けで丸暗記をして100点を採る。
100点を採ったという結果は評価に値しますが、そのテスト内容の本質部分がわかっておらず、
且つ、暗記したものも2,3日で忘れてしまっているということなら、
「どれくらいの力が身についているかということを確認する。」というテストのそもそもの目的が
達成されていないことになります。

「一夜漬けで丸暗記をして100点を採る。」これが悪いと言っているわけではありません。
『集中力を高める』『目標を達成する』ということを目的とするならこのやり方でもいいと思います。
ただ、『その教科を理解し、身につける』ということを目的とするなら、上記のやり方はあまり好ましくないということです。

これはどんなことにも共通して言えるのではないかと思います。

就職活動も一緒で、「体裁を整え、やり方を覚えて内定を採る。」そのこと自体は悪くはないのですが、
半年以上もの期間を割いて、本質部分が抜けた上記のやり方だけをし続けても、働き始めた後に
不具合を起こすことになります。

「自身の現状を把握し、将来を考え、納得のいく職業・会社を選ぶ」という本質的な部分を目的とすれば、
就職活動は、自身のキャリア教育になります。

ただ、限られた時間の中で上記のような本質的な目的の上で活動をし、その上、結果までしっかりと
出せる人はそう多くはいません。逆に、そんな人がたくさんいたら、本ブログのテーマでもある“育成採用”と
いう企業側の考え方は出てこなかったと思います。

就職活動、採用活動のより本質的な目的達成のためにしたいこと、それが“育成採用”ではないかと、今は
感じています。

  


Posted by KNブログ at 12:17Comments(1)