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2008年08月21日

変わるのも、変えるのも自分

原田です。

いきなりですが、自分は学生時代に東京で働くことしか考えていませんでした。

ただ、実際には東京には行かず、現在は福岡で働いています。

それは何故か。

自分は、周りの環境がよかったのか、学生の時には様々な地場の社会人の方と関わりを持ち、たくさんの経験をさせてもらいました。
「福岡に育てられた」というところでしょうか。自分自身の中でもその実感があったというのが、理由の1つです。

それからもう1つ。

これは、東京のあるイベントに参加した時に、ある先輩に言われた言葉です。

自分が参加したその東京のイベントには、様々な経験や経歴を持った、魅力的な学生さんがたくさんいました。全体で4日間のイベントだったのですが、寝る間も惜しんでイベントに参加していた記憶があります。その最終日に、そこに参加していた学生さんで、自分が最も魅力的に感じた先輩に、自分の心境を語りました。

「東京にはたくさんの面白い人がいる。自分も彼らと一緒に、学生生活を過ごしたい。むしろ、面白くない福岡にこのままいたくはない。だから、どこでもいいから東京の大学に編入してこっちで生活しようと考えています。」

それに対して先輩から、以下のような返答をもらいました。

「面白い人が集まっている場所に来て、面白いのは当たり前のことだ。そういった意欲をもった君は、まず、今自分がいる“面白くない福岡”を面白くすることの方が先だ。ただ、僕からすると福岡は“面白くない場所”ではない。君が“面白くない場所”だと勝手に思っているだけだと思う。だから、今の段階で君が東京に来ても、しばらくすると東京にも飽きて、またどこか面白いと感じれるところに移っていくような気がする。それを繰り返すだけの、何も生み出さない人になる気がする。」

と。衝撃でした。ただ、この一言が、間違いなく自分が福岡に残る大きな理由のひとつだったと思います。

この二つの理由で、結果的に現在福岡にいるということは、決して間違いではなかったと感じています。

ここから得た自分の教訓は、
・どんなに悪い環境であっても、自分の周りの環境は、自分の手で変えないといけないということ。
・物理的に環境を変えても、何も変わらないということ。
です。

これは、学生の就職活動にも言えることではありますが、社会人となった今、つまり企業側に立場が変わった今、企業側にも同じことが言えると考えています。

いい人材を採用しようと、いい人材が集まる場所に出ていって採用して採れるのは当たり前。大切なのは、自社の周りにいる人材をどれだけいい人材に育てていけるかということ。

ましてや、少子化や、地域間格差の社会的な背景を考えると、最も急務なのは、「育てる」ということではないかと思います。

微力ながらも現在、自分のいる会社でその「育てる」ということに関われていることを誇りに思っています。  


Posted by KNブログ at 09:00Comments(0)