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2007年12月22日

まずは、自分が何かできないかを考えてみる

原田です。


自分は営業活動の移動手段として交通機関を利用しています。


これは昨日の出来事です。


営業先から自社に戻るのにバスに乗りました。そのバス停は近くに高校があり、ちょうど高校生が帰る時間帯にバッティングして、すごく混みあっていました。


自分が乗るバスにもたくさんの高校生が乗車する様子で、自分は最後尾で順に乗車するのを待っていたのですが、人が多くて、自分が入りきる前に入り口が締まらないところまで人がいました。ただ、自分も乗らないわけにはいかなかったので、お願いをして詰めてもらって、何とか後方に乗り込みました。


ところが実際に乗ってみると、バスの前の方はまだ結構余裕があったんです。よく見ると、途中で高校生2、3人とおじさんが1人、横に並んで、前に詰めもせずにたっていたんですね。


「何でこんなに混み合っているのに、気づかないんだ。」と思って、その身勝手さというか、気のつかえなさというか、そこにすごく憤りを感じたんです。


で、そんなことを考えているうちに次のバス停にバスはとまって、また数人乗ってこようとしていた、ここでこの状況に気づいたバスの運転手さんが、「混み合っていますんで、前にお詰めください。」とアナウンスをしたんです。そしたらやっと、高校生とおじさんはその状況に気づき、前に詰めてくれたんです。


この光景を見て、「ここまでしないとバスに皆で乗ることもできないのか」とあきれました。


しかしながら、それと同時にあることに気づいたんです。


実は、詰めてもらってバスの後方に乗り込んだ自分の後ろには、十分な余裕があり、4、5人は軽く乗れるくらいのスペースがあったんです。自分が後ろにつめればよかったんです。何とも恥ずかしい。


「人の振り見て、我が振り直せ」とはいいますが。まったくその通りだと思いました。


最近、「少し気が使えるようになってきたかな。」と自分で思っていました。気を使うポイントややり方が分かってきたと思い、人を見て「あーこうすればいいのに」と思うことが多くなったんです。


しかしながら、自分自身がやれてないようであれば、基もこうもありません。変に知識が先走ると、自分の目で見える他人にばかり目がいき、肝心の自分自身が動けていないことがあります。


これは今回のことだけではないように思います。


「まずは、自分が何かできないかを考えてみる」


経験の無い自分には、見識はあっても、自分自身ができる領域まで達していないことがほとんどなので、人のことをどうこうと思う必要はなく、「自分が何かできないか」という視点を普段から心がけて、実行することが先決ではないかと気づかされる体験でした。  


Posted by KNブログ at 09:09Comments(0)