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2007年12月05日

ビジネスマンのための「発見力」養成講座

原田です。

本日は以下の書評を書きたいと思います。
「ビジネスマンのための『発見力』養成講座」
著書:小宮 一慶 氏

自分は、よく社内で「何故それに興味を持たないの?」と聞かれます。営業担当者ならば、また、当社の社員であるならば、それに興味を持たなくてはいけないでしょう、と。

本書には、自分が普段よく社内で言われている上記の言葉の、答えとまではいかなくても、そのヒントがあるのではないかと思い、読みました。


□あらかじめ、見ようと決めたものだけが「見える」
⇒人間は、デジタルカメラのように全部くまなく頭の中に映像として記憶するのではなく、目に入ってくるものを選んで見ているところがあるとのことです。
ここに一つヒントがあるのではないかと思いました。


「見ようと決めたもの」→これは、例えば自分のような営業担当者であれば、『お客様の業界や動向に関すること』『自社の商材や業界に関すること』は、当然普段から意識して情報を取っていないといけません。それが、取れていない情報があるから、「何故それに興味を持たないの?」と聞かれます。


これは、「見ようと決めたもの」が自己判断で行われているのが一つの原因ではないかと思います。お客様の視点、会社の視点からそれを判断していれば、当然「何故それに興味を持たないの?」と聞かれるものはなくなっていくと思います。


□見えているつもりになっているだけ
⇒自分にはもう十分に見えているつもりになっている人には、もうそれ以上は見えないことになってしまう。


これも思い当たります。表面的な知識だけで、わかったつもりでいる。もっというなら、知るだけで終わっていることがよくあります。


これも、問題の根幹には、「見えているつもり」という自己判断が下されていることが言えるのではないかと思います。


本書では、「読書は能動的に読むものだから、どうしても好きなものしか読まない」という記述があります。まさにそうで、自分もずっとこれまで、自分の好きなものしか読んでいませんでした。


ただ、2ヶ月前から、会社から課題図書をもらって読むようにして、自分とは違う視点から選んでもらった本を読むようになって、かなり関心の範囲が広がりました。関心の範囲が広がったどころか、発想や思考法も短期間でかなり変化してきたように思います。


それを周りの人が感じてくれていれば、その変化は本物だと思います。  


Posted by KNブログ at 09:00Comments(0)