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2007年11月07日

レバレッジ・シンキング

原田です。

今回は、
「レバレッジ・シンキング」
著書:本田 直之氏

の書評を書きたいと思います。
本書を読んだ目的は、まだまだ効率の上がらない自分の作業効率を上げる方法を知ることと、自身の現在の仕事のやり方を見直すことです。


作業効率を上げる方法に関しては、非常にとっつきやすく、実務的なものが紹介されているので、あえてここでご紹介する必要はないと思いますので、興味のある方はぜひ読んでみてください。


自分が本書を読んで改めて考えたことは、自分の現在の仕事の質です。本書は、4つの自己投資術に関して紹介をしています。投資をすることで将来的な仕事の効率や質を上げる方法を紹介しているのですが、最初の投げかけにプロスポーツ選手は、100の時間を使い方として、80をトレーニングに、20を試合に使っている一方、ビジネスパーソンは、99の仕事と1の自己投資しかしていないことがどうなのかということを言っています。


自分も、小さい頃からスポーツはやっていたので、よくわかるのですが、確かに「試合」というアウトプットの時間に対して、何倍もの「トレーニング」というインプットの時間がありました。たくさんの練習をしても毎回そういい結果が出るわけではありませんでした。


質のいい「アウトプット」を出すためには、アウトプットの時間の何倍ものインプットが必要です。この事実を改めて考えてみると、果たして今の自分はそれに見合うインプットの時間をとっているか?と疑問がわきます。が、答えはNOです。

正直、まだまだ勉強時間が足りていません。


それから、以下の考え方が不足していたことに改めて気づきます。

上記の、トレーニング:試合=8:2で考えると、仕事の時間が8時間なら、その4倍の32時間を自己投資に当てなくてはならない。一日24時間ですから、一日中起きていても毎日16時間の不足です。睡眠の時間やもろもろを考えると、20時間~23、4時間の不足になります。週5日の勤務で120時間くらいの不足です。完全週休2日制で、2日間自己投資をし続けても、補完できません。


だから、仕事の中でも常に「学ぶ」という考え方が必要になります。そして、それを会社としてサポートするシステムとしてOJTというものがあります。


その仕事をその場限りで終わらせるのではなく、今後の自分の糧になるように、今後の会社の糧になるように考えながら仕事をやらないといけません。


改めて考えてみると、これまではほとんど無に等しかったように思います。おそらく、仕事を始めた時から気づいていた人と比べると、大きな差がついています。


ただ、今、気づいてよかった。

今だからまだ、よかった。とも思います。


明日からまた、仕事に臨む姿勢を改めたいと思います。  


Posted by KNブログ at 09:00Comments(0)